
地方公務員地域の
チカラになる
佐賀県庁 農林水産部 園芸課
光武 美和さん
- 佐賀県佐賀女子高等学校出身
- 2007年 佐賀大学 農学部生物生産学科卒業
大学と地域での学びを活かし
農業を通して大好きな
佐賀のチカラになりたい
地域の人とのふれあいで学ぶ
生きものに興味があること、生まれ育った佐賀が好きだったことから、地元の佐賀大学農学部に進学。
地域資源学研究室に所属し、実際に棚田で作物を栽培したり、地域の方々と交流することで、農村がもつ様々な機能やそこに住む人々の生活等についても知ることができました。
地域での活動や交流は一つとして同じ環境はなく、物事への対応能力やコミュニケーション能力は、必然的に身につきました。
念願の佐賀県庁へ
地域農業の発展のために取り組む農業普及指導員に憧れて佐賀県庁に入庁。6年目に、全国2位を誇る生産量のタマネギが、べと病の発生で生産量が大きく落ち込んだんです。うまく対応ができず、自分の技術のなさや未熟さを痛感する中で、地域の生産農家やJAの指導員の方などと協力しながら現状を調査し、問題点を探りながら対策を練っていったことは、大変でしたがとてもいい経験になりました。
地域の発展を目指して
べと病を克服し産地が回復するために、研修会やケーブルテレビで対策を呼びかけたりと、情報提供や技術の普及にも取り組みました。
農業は食料を生産する産業であり、地域の経済を支えている重要な産業。地域の人々や生産者の方々と接していると、農業が発展していくことが県の発展のためにもとても大切なことだというのがわかります。そのために、私自身が少しでも力になれればと思っています。
地域に密着した仕事内容なので、仕事とプライベートで気持ちを切り替えることが難しくなっています。だからこそ休養を大切にしながら、熱意を持ち続けたいですね。
一人で読書を楽しんだり、友人と食事をしたり。農業関係のイベントに出かけてリフレッシュすることもあります。
友人と年に数回、旅行に行っています。その土地の自然や環境、文化などに触れることが楽しみです。