
機械系技術者技術で品質を
追求する
長崎キヤノン株式会社
一ノ瀬 彩実さん
- 佐賀県立白石高等学校出身
- 2016年 佐賀大学 理工学部機械システム工学科卒業
- 2018年 佐賀大学大学院 工学系研究科機械システム工学専攻修了
ものづくりの学びと
チームワークの大切さを
仕事にも趣味にも活かして
ものづくりに携わりたくて
理工学部へ
小さい頃から自由研究や工作などに興味があり、ものづくりに携わりたいと思っていました。学科では力学やロボット工学などものづくりの基礎を学びましたが、機械実験や金属加工などの実習も多く、教科書では知り得ないことも学べ、とても面白かったですね。
弓道部にも没頭し、みんなと全国に遠征や合宿に行った事や、大会で勝った時の達成感は今も忘れられない思い出です。
仕事に活かす、
チームとして協力する力
現在、長崎キヤノンの製品技術部門として、ネットワークカメラの試作から量産までの製品立上業務を行っています。他部門と協力して課題に取り組む事が必要ですが、佐賀大学で学んだ「チームとして協力して取り組むこと」が活かされています。互いに密なコミュニケーションを取ることで業務をスムーズに進め、それが、高品質な製品を作り続けることにつながっています。
お客様との出会いで
やりがいを実感
以前Canon技術展で、一人の方から「このカメラ、ずっと使っています。素敵なカメラを作ってくれてありがとう」と言われました。その方の笑顔と、大事そうにカメラを見つめる姿が強く印象に残り「私の仕事はお客様にとってかけがえのない製品を作るための重要な仕事なんだ」と実感することができました。
将来的には、高品質な製品を主力となって立ち上げることが目標です。
忙しい毎日ですが、意識してプライベートの時間も大切にしています。休日は趣味や家族との時間を、平日も少しでも趣味の時間を作っています。考えの幅が広がる本を読むことも意識しています。
現在の趣味はキャンプです。キャンプで使う鍋敷きやテーブルなど、設計から加工まで自分でやっています。職場の同期や先輩方とキャンプに行くのが楽しみです。
最近、レザークラフトを始め、小物やバッグを設計・デザインして作っています。大学で設計に関することを学んだからこそ、新しいものづくりにも挑戦できています。