
化学系技術者技術で
信頼を守る
ソニーセミコンダクタ
マニュファクチャリング株式会社
中野 安優美さん
- 長崎県立佐世保南高等学校出身
- 2016年 佐賀大学 理工学部機能物質化学科卒業
優れた技術力で培ってきた
ゆるぎない信頼を
地元・長崎から世界へ
化学実験に取り組んだ日々
小学生の頃から化学実験が好きで、専門的な知識を身につけたいと化学科を目指しました。佐賀大学は、学内に企業や美術館が入っている開放的な雰囲気も気に入っていました。
学科では化学の基礎から応用まで幅広く学び、講義内容に合わせた実験を週2回実施。研究室配属後も1回2時間程度の実験を、結果を考察しながら何度も繰り返し、希望の結果が得られた時は達成感がありました。
世界的な企業に注目
大学で研究した内容が関連していたことから、就職でも半導体の分野に興味がありました。ソニー製のイメージセンサー はスマートフォンやデジタルカメラ、自動車、監視カメラなど、 世界中のさまざまなアプリケーションで使われており、その高度な画像表現力で世界シェア No.1を誇っているのですが、その会社が地元企業だったことが入社の決め手になりました。
時間を有効に使い、
公私ともに充実
今は製品技術を担当し、製品品質の確保と市場に不良品を出さないための「出荷選別テスト」に携わっています。まだ先輩に業務を教えてもらっていますが、技術的な知識を習得し、一人でも仕事を任せてもらえるようになる事と、後輩に業務を教えられるレベルになる事が目標です。
またフレックスタイム制度を活用して、自分の時間も確保でき、仕事にも前向きに取り組めています。
大学入学と同時に一人暮らしを始め、家事の大変さを実感。今も仕事が終われば、家事や趣味に時間を使っています。フレックスタイム制度を使って、時間のやりくりも上手になったような気がします。
学生の頃も今も、趣味はバドミントン。社会人サークルに所属していて、平日の夜に練習し、休日に試合に出ることも。最近釣りも始めて会社の人脈も広がりました。
高校の時の塾の先生に、苦手科目の化学を教えてもらったことで点数が伸び、大学も化学科を選択。その出会いがなかったら、化学科以外を専攻していたと思います。