とびらプロジェクト

高大連携活動には、様々な活動形態がありますが、その多くが、「単発的」であり、参加する高校生にとって「継続性」がないことです。例えば、出前講義によって学習意欲や学問的な興味・関心が高まっても、その高まりは一過性のものかもしれません。こうした課題を解決するために、佐賀大学では、「継続・育成型」の高大連携カリキュラムを佐賀県教育委員会と協力して開発・実施しています。
平成26年度より、教師という職業や教育分野に興味がある県内の高校生を対象に、「高校の3年間と大学の4年間で教師を育む」ことをコンセプトとする『教師へのとびら』を始めました。平成28年5月に、3年間継続的に各プログラムに取り組んだ修了生が出ました。
平成28年からは、第2弾として、「科学」を発見・探求できる多面的な視点を育て、自らが知らなかった自身の適性や興味・関心を見つけることを目的とした「科学へのとびら」、平成29年からは、第3弾として、将来、医師を目指す高校生を対象とした「医療人へのとびら」を開講。平成30年には第4弾として、経済、経営、法律などの社会科学分野への興味・関心の喚起を目的とした「社会へのとびら」を開講しました。令和1年には第5弾として、アートの持つ多様性やアートの社会への力を学ぶことを目的とした「アートへのとびら」を開催しました。

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