ラーニング・ポートフォリオ
■ラーニング・ポートフォリオ(LP)とは
自らの学習活動について振り返り、自らの言葉で記し、様々な根拠資料によってこれらの記述を裏づけた学習実践について厳選さ
れた記録。大学生活を通して経験する授業、日常生活などすべてのことから、何を学んだのかということを振り返り、それを自分自身の言葉で書き記したもの。また、それを証明する根拠資料も同時に残すことで、根拠に基づいた振り返りを行い、記述内容の客観性を保証。LPは大学生活の記録であり、学生自身の成長の足跡。
就職などの進路選択の機会では、自分自身の適性やこれまでどのようなことに興味を持ってきたのかということを振り返る。1年生の時から記録することで、自分自身の興味・関心やどのような分野の専門性に強いのかということを明確にすることが可能。就職活動のエントリーシート記入や面接、大学院への進学など進路選択の機会に非常によい参考資料となる。
LPでは、自分自身の振り返りを証明する根拠資料が不可欠。学習時間や出席状況、学習の成果、チューターからのコメントなど振り返る際の様々な根拠があるため、より客観的な振り返りが可能。自分自身の成長を客観的なデータに基づいて実感。
大学生活は、それまでとは違い自分自身で自分をコントロールしながら授業や研究に取り組まなければならない。したがって、自己管理が強く求められる。LPには、入学からの目的・目標が書かれているので振り返り、自分自身で評価することでやる気を持続。
- 将来、何をしたいのか
- 大学で、何をしたいのか
- そのために今、何をやるのか
- どのようにやるのか
- どのようにやったのか
- やってみてどうだったか
- こうやれば・・・(アドバイス)
- 成果データ(根拠資料)保管
学生は,学期初めにパソコンから自分の目標や将来像を入力し,日々の学習時間や自己評価等を随時,書
き込んでいきます。学生が入力した内容は,担当教員(チューター)が確認し,必要に応じてアドバイスしま
す。また,このシステムでは,「基礎的な知識と技能」が○○%,「課題発見・解決能力」が△△%など,「佐賀
大学学士力」の達成率を確認することができるため,学習状況の客観的な把握が可能です。
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