インターフェース科目(教養教育の新しい目玉)
教養教育は卒業に必要な単位数のおよそ3分の1程度を占め、「佐賀大学学士力」を構成する重要な要素となっています。逆に言えば、教養教育が不十分であると、「佐賀大学学士力」は保証できません。そのため、体系的な全学カリキュラムの編成と質の高い教育を実施するための新たな組織として全学教育機構を設立し、教養教育の充実化が図られています。教養教育は、「大学入門科目」、「共通基礎科目」、「基本教養科目」、「インターフェース科目」に分かれます。特に、「インターフェース科目」は、佐賀大学の新しい教養教育の取り組みとして平成25年度から開講されました。
■教養教育の全体像
教養教育 | |||
---|---|---|---|
大学入門科目 | 共通基礎科目 | 基本教養科目 | インターフェース科目 |
外国語 | 自然科学と技術の分野 | ||
健康・スポーツ | 文化の分野 | ||
情報リテラシー | 現代社会の分野 |
■大学と社会の繋がりの中で“実践力”を磨く「インターフェース科目」
ここがポイント
授業で学んだ知識や理論を「実践の場」で活かして実践力を身につける
問題解決型のアクティブラーニング(能動的学習)を積極的に導入
経済産業省が提唱する「社会人基礎力」にも通じる就業力の育成
大学教育に馴染む2年次から4年次にかけて履修〈8単位〉※学部・学科等によって一部異なります。
幅広いコースとプログラムから学生の興味・関心に応じて選択
インターフェース科目は、学生が将来にわたり「個人と社会との持続的発展を支える力」を培うことを目的としています。現代社会が抱える諸問題に目を向けて課題を発見し、解決に向けて取り組む姿勢を通して、授業や演習で学んだ知識や技能を実践の場で活かす力を身につけます。
インターフェース科目には、「環境コース」「文化と共生」「生活と科学コース」「医療・社会と福祉コース」「地域・佐賀学コース」の5つのコースがあり、学生は自分が関心を寄せるコースのプログラムを1つ選択します。各プログラムでは、講義だけでなく、演習、調査、報告あるいは対話などを組み合わせたアクティブラーニングを志向した教育が展開されます。
■大学と社会とのインターフェース
■インターフェース科目のコースとプログラム
コース | プログラム |
---|---|
環境コース | 機械工学と環境 |
電気電子工学と環境 | |
有明海学 | |
地域環境の保全と市民社会 | |
環境教育 | |
文化と共生 | 芸術創造 |
異文化交流 | |
男女共同参画とジェンダー | |
Intercultural Communication | |
映像・デジタル表現 | |
生活と科学コース | 現代社会における消費 |
アントレプレナーシップ | |
リサーチ・リテラシー | |
食料と生活 | |
未来を拓く材料の科学 | |
エレクトロニクスと生活 | |
情報技術者キャリアデザイン | |
チームビルディングとリーダーシップ | |
スポーツイベントとボランティアリーダー | |
2年間でできる「がばいベンチャー」の作り方 | |
医療・福祉と社会コース | 現代社会と医療 |
食と健康 | |
子どもの発達支援 | |
障がい者就労支援 | |
地域・佐賀学コース | 佐賀の歴史文化 |
地域経済と社会 | |
地域創成学 |
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