学校教育課程幼小連携教育コース

学びの特色

学びの特色1

解決に取り組める
人になる

教員としての責任と使命を持ち、学校教育をめぐる今日的な課題の解決に取り組むことができる力量を育成します。

学びの特色2

子どもを支援できる
人になる

子どもの発達についての確かな理解を持ち、子ども一人ひとりの状態に応じた支援を展開できる力量を育成します。

学びの特色3

子どもを支えられる
人になる

保護者や家庭など子どもの生活と関わる他者と連携し、子どもの育ちを支える役割を担うことができる力量を育成します。

青木 美千

やりたいことがあれば、行動あるのみ
将来は、自分の目で海外の教育を学び
日本に持ち帰って実践してみたい

私は幼小連携に関心があったので、幼児教育・小学校教育について学べる本コースを選びました。教育実習前は主に小学校の科目指導に関することや幼児の発達について学び、実習後は学級経営など教育現場で必要となる知識を学んでいます。本学の魅力の一つは人の良さ。入学後に学生一人一人にチューターが付き、学習や将来のサポートをしてくれたのはとても心強かったし、友人たちは自分以上に夢があり、それが学習のモチベーションアップにつながりました。また、心理学や特別支援、SDGsに関する授業も受講でき、入学後に一気に進路が広がったと感じました。現在は、幼稚園教諭、小学校教諭の免許、保育士の資格の取得を目指しています。そして将来は、学力の高いシンガポールや福祉の手厚い北欧に行き、自分の目で教育について学びたいと考えています。

学校教育課程 幼小連携教育コース 青木 美千
 福岡県 筑前高等学校出身

授業紹介

幼小連携教育論

幼小連携とは何か、なぜ必要か、幼小接続の課題は何か、などについて、教育学的・心理学的見地から解明を試みます。さらに、幼児教育からの表現活動や特別支援教育の在り方を実践的に解説します。幼小連携教育コースの教員全員がオムニバスで授業を行います。

幼小連携教育研究法

幼小発達教育専攻では、教育学•心理学•造形教育から問題意識の設定や深め方を理解し、探求したいテーマと研究方法について考えていきます。特別支援教育専攻では、アンケート調査や心理学実験の演習や特別支援学校の児童生徒との関わりから、実態や支援方法について考えを深めていきます。教員全員がオムニバスで授業を行います。

障害児心理学

障害児心理学

障害の種類と障害の特性、障害に伴う心理的影響や問題等を把握するとともに、障害特性に応じた支援のあり方に関する基本的事項を学びます。

研究室・ゼミ紹介

心理学

心理学

石井 宏祐 准教授

教育現場の今日的課題について、心理学的方法を用いて実証的に検証します。学生たちは不登校やいじめ、心の病などをテーマに研究に取り組んでいます。

特別支援教育

特別支援教育

芳野 正昭 教授

ゼミ生各自が興味・関心のあるテーマ(障害児支援、交流および共同学習、きょうだい児支援等)を決めて卒業研究に取り組み、障害児の理解と支援に関して研鑽を積んでいきます。

教育学

成松 美枝 准教授

小1プロブレムや幼児の保育と母親の子育てなど、子どもの教育について多様な問題をテーマに取り上げ、学生の興味・関心にそって卒業論文を作成しています。

幼児教育(造形)

栗山 裕至 教授

造形実践を主内容に、幼児教育の理論や方法、課題や可能性について具体的に研究します。幼児・児童について深く理解し、柔軟な発想を持った教員を目指します。

卒業生の主な卒業論文テーマ

  • 幼児間の午睡時の寝つきやすさの要因に関する質的研究
  • 孤立した母親の苦悩についての現象学的研究
  • スクールカーストを生まない学級づくり–教師の役割と課題–
  • 小学生における学習動機付けと学業適応との関連
  • 特別支援学校における知的障害児への性教育のあり方
  • 発達障害・知的障害の子どもを持つ家族の思いと支援のあり方–保護者へのインタビュー調査を通じて–
  • 保育と⾃然体験についての考察
  • 親⼦の情緒的⽀援の⽅向性が親⼦の親密さおよび⼦の⾃尊感情に与える影響
  • ⾃⼰表現の観点から⾒る⼈間関係を⾼める幼児教育
  • ⻑崎県の離島教育の現状と可能性-新上五島町の教育実践に着⽬して-

主な進路

〈就職先〉
  • 佐賀県内ならびに九州各県の公立小学校、中学校、公立・私立高等学校、特別支援学校、 幼稚園
  • そのほか、公務員(自治体)、一般企業(情報・金融・広告等)
〈進学先〉
  • 佐賀大学大学院学校教育学研究科(教職大学院)
  • 長崎大学大学院教育学研究科(教職大学院)
教育学部教員就職者地域別割合