科学へのとびら

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Outline 概要

佐賀大学では,高大連携活動の一環として,理系分野に関心がある県内の高校生を対象に,「科学」を発見・探求できる多面的な視点を育て,自らが知らなかった自身の適性や興味・関心を見つけることを目的としたプログラムを行なっています。本プログラムは,佐賀大学と佐賀県教育委員会の主催で実施されるものです。この高大連携活動は,継続的にプログラムに参加し,ポートフォリオ*などの成果物を作成することが大きな特徴です。

* ここでのポートフォリオとは、学習過程における個人の技能・考え・興味・成果などの証拠をまとめた文章のこと

ポイント

  • 佐賀県内の高校生(1年生)を対象(課題研究があるため1年生からの参加のみとします)
  • 原則として、課題研究は高校で研究グループを構成して実施
  • 佐賀大学で課題研究の研究発表会を開催
  • 1年生から継続的に参加し、ポートフォリオを作成することで修了証を授与

    ※熱意を持ってプログラムに参加できる人を求めます

    ※本プログラムへの参加実績が、本学の入試に有利に働くことはありません

Program image プログラム全体のイメージ

1年生 8月
  • オープンキャンパス参加
  • オリエンテーション
10月
  • 講話(キャリア意識形成)
  • リフレクション

※リフレクションとは、体験を振り返り、学習した内容やその際に感じた感情などを見つめ直すこと

3月
  • 2年生の課題研究発表会への参加
  • 講話(研究の着眼点と進め方)
  • 課題研究の決定
2年生 6月
  • 講話(様々な研究分野)
  • リフレクション
10月~12月
    研究体験プログラム
3月
  • 講話(科学最前線の話)
  • 課題研究発表会

※これまでの研究成果を発表。既発表のもので構わない。

3年生 6月
  • ポートフォリオ作成(到達目標の観点からの作成)
  • ポートフォリオの発表
  • 修了証授与
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高校での活動

各高校の研究グループで活動(到達目標に関する活動記録をとっておく)

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各高校の研究グループを
支援(研究指導など)

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相談

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大学の担当教員

各高校の日常での活動で課題研究を実施していく

Lecture introduction 講義紹介

講話

理工学部・農学部の教員から様々な専門分野に関する講話を聴き、科学の楽しさ、研究の進め方、研究の最前線などに触れましょう。グループワークで意見交換もしてみましょう。

講義画像1
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研究体験

農学部・理工学部のいくつかの研究室が研究体験プログラムを開講します。皆さんの興味・関心やスケジュールを考慮して参加してみましょう。

課題研究発表

高校で実施した課題研究について発表していただきます(希望者のみ)。自らの研究成果をまとめ、人に伝えて議論することは、とても良い経験になると思います。発表者以外の皆さんも、発表をよく聴いて、楽しく議論しましょう。

講義画像1
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修了書授与式

1年生から継続的に参加し、ポートフォリオを作成するなどの修了要件を満たした方に修了証を授与します。これまでの活動を振り返るとともに、これから挑戦したいことについても考えてみましょう。

Teacher 教員の紹介

  • 伊藤 秀昭先生

    伊藤 秀昭先生

    理工学部 電気電子工学部門
    研究分野:高度情報処理、人工知能

  • 成田 貴行先生

    成田 貴行先生

    理工学部 化学部門
    研究分野:ゲル、マイクロカプセル、コラーゲン、生体高分子材料

  • 石渡 洋一先生

    石渡 洋一先生

    理工学部 物理学部門
    研究分野:固体物理学

  • 馬渡 俊文先生

    馬渡 俊文先生

    理工学部 機械工学部門
    研究分野:トライポロジー、転がり要素

  • 関 清彦先生

    関 清彦先生

    農学部 ⽣命機能科学コース
    研究分野:⾷品化学、⽣物化学

利用している教材

  • 各教員がスライド資料や配布資料を用意します。

これまでの報道等

  • 「佐大、高校生プログラム「科学へのとびら」 修了 60人皆勤「刺激になった

    佐賀新聞 2018年6月19日付

  • 「科学への興味を深めて」

    朝日新聞 2017年6月21日付

  • 「未知に挑戦 最先端の研究紹介」

    佐賀新聞 2017年6月19日付

  • 「課題解決へ 学び3年間」

    佐賀新聞 2016年6月15日付