学校教育課程小中連携教育コース
学びの特色
解決に取り組める
人になる
教員としての責任を自覚し、学校教育をめぐる今日的な課題の解決に真摯な姿勢で取り組むことができる力量を育成します。
個人に応じた教育を
行える人になる
児童生徒の発達についての確かな理解を持ち、保護者や地域と手を携えながら、一人ひとりの心身の状態に応じた教育を展開できる力量を育成します。
児童生徒の
知的好奇心に
応える人になる
児童生徒の知的好奇心に応えるとともに、学修内容の確かな理解へと導くことができる力量を育成します。
子どもたち一人ひとりの良さを引き出し、可能性を広げる
そんな小学校教諭を目指して
複数の免許が取得できること、自分の強みをいかしたAO入試で受験できることから、本学を受験しました。今は音楽科に所属し、小中学校の音楽科教育法だけでなく、指揮法、伴奏法、声楽、ピアノといった実技の講義を受け、自分の技術を高めたり、音楽の指導に必要な知識・技術を学んでいるところです。今年度には4週間の教育実習を終えましたが、学習指導や生活指導など業務の多さに大変さを感じる反面、子どもの成長や教員のやりがいにも気づくことができました。周囲には同じ志を持つ友人が多く、将来のことや授業のことを話し合ったりアドバイスし合っていく中で柔軟な考え方ができるようになったことも大きな成長だと感じています。将来は、指導力を身につけるのはもちろん、子どもたちに寄り添って喜怒哀楽を一緒に感じることができる小学校教諭になりたいと思っています。先生になり、子どもたちと触れ合えるのが今から楽しみです。
学校教育課程 小中連携教育コース 岡田 実久
山口県 梅光学院高等学校出身
授業紹介
住居学Ⅰ
講義や住宅見学を通じて住まいや住まい方に関する知識を身に付けます。また実習により住宅設計・製図の基礎的な技術を修得します。
英語科教育法
小中連携を見据えた中等教育における英語指導について基礎的な知識を獲得し、コミュニケーション能力を育む英語指導の実践力を修得します。
化学実験
理科の実験風景の1コマです。写真は化学領域です。少人数での実験です。知識及び技能の習得・確認を行うとともに、未知の事象に遭遇した時の思考力、判断力を訓練します。
研究室・ゼミ紹介
バイオメカニクス
井上 伸一 教授
センサや映像技術を用いてヒトの動きを解析しトレーニングによってスポーツ技術はどのように変容していくのか、スポーツにおける効率的な動きとはなにかを探っていきます。
地理学
黒田 圭介 准教授
この演習では主に、国土地理院発行の地形図の読み方と、統計地図の作図法について学び、これらを基に地域の風景や自然環境、人間活動の特徴を考察できる力を修得します。
人工頭脳工学
和久屋 寛 教授
情報通信技術(ICT)や人工知能(AI)が専門です。動画コンテンツを用いた教材開発、ミニ四駆やロボットアームによる賢い情報処理を研究します。
卒業生の主な卒業論文テーマ
- 算数教育における子供のつまずきを減らすための指導法について
- 「社会に開かれた教育課程」の実現をめざす音楽科の授業づくりに関する研究
- 小学校体育授業と道徳教育についての研究
- 初等理科教育における有毒植物の取り扱いについての研究
- 小学校家庭科における包丁を使った食品の切り方についての映像教材の開発
- 小学校外国語教育におけるCLIL(内容言語統合型学習)の実現可能性についての考察
- 学習センターとしての学校図書館の利活用に関する研究–小学校を中心に–
- 社会参画としての学力を育成する学習環境デザインの研究
- 人工知能(AI)初学者向けの教材開発
- 発達段階に応じた性の多様性(LGBTQ)に関する教育の研究
- 小学校の教科教育におけるICT機器の活用について
主な進路
- 〈就職先〉
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- 佐賀県内ならびに九州各県の公立小学校、中学校、公立・私立高等学校、特別支援学校、 幼稚園
- そのほか、公務員(自治体)、一般企業(情報・金融・広告等)
- 〈進学先〉
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- 佐賀大学大学院学校教育学研究科(教職大学院)