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大学入学者選抜改革推進委託事業
(生成AI等の活用)とは

佐賀大学は、令和7年度文部科学省『大学入学者選抜改革推進委託事業(生成AI等の活用)』を受託しました。本事業では、大学入学者選抜業務における生成AIの活用可能性と範囲を明らかにするとともに、各大学が生成AIを活用する際の効果をシミュレーションします。また、生成AIと教職員の適切な役割分担、機密性の高い情報を取り扱うためのセキュリティ対策を含めたガイドラインを策定します。

お知らせ

事業内容

委託事業として、以下の2つのことが求められています。

本事業での主な取り組み

生成AI活用の
可能性と範囲を明らかにする

国内の大学教職員を対象としたアンケートや聞き取り調査を実施し、現在の入試業務における問題点、生成AI活用の現状、生成AI活用場面のニーズを把握するとともに、シミュレーションから得た知見を加えて、生成AIの活用可能性と範囲を明確にします。

生成AI活用の
効果をシミュレーションする

大学入試の具体的場面におけるシミュレーションを実施し、効果検証を行います。これにより生成AIを活用して出来ること・出来ないことを明確にするとともに、ガイドラインに反映すべき必要な情報を整理します。

大学入試業務における
生成AI活用ガイドラインを策定する

生成AIと教職員の適切な役割分担の在り方、技術的な有用性と限界、倫理面、権利侵害等を含む法的安全性、情報環境やセキュリティ対策などを考慮した大学入試業務における生成AIの活用ガイドラインを策定します。

本事業で実施した調査結果や作成したガイドラインを取りまとめ、報告書を作成するとともに、シンポジウムや学会発表等を実施します。また、事業進捗や成果を随時こちらで情報発信いたします。

成果報告

本事業で実施した調査結果や作成したガイドラインは、以下からダウンロードできます。

実施体制

代表大学 佐賀大学
連携大学 東北大学、関西大学
協力機関・企業 (五十音順) 佐賀県教育委員会(大学入試を受験する高校側からの助言)
日本マイクロソフト株式会社(生成AIに関する技術的な助言)
プロメトリック株式会社(生成AIを活用したテスト開発・運用に関する助言)